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-Diffuse Tour Life- Section 2

ブログ後半スタート。
長いけど最後まで読んでほしい。

 

 

2019.09.05(Thu) Osaka HOKAGE

今日からRNR TOURS仕切りのPUNK RULES OKAY TOURに参加。
スペインのBERRI TXARRAK、ADRENALIZEDのツアーだ。
今回アドレナのギタリストLoloがドクターストップで来られないということで
3ピース編成でのライブとなったアドレナだったが、
ギターボーカルのアンダーは化け物だ。
1本ギターが足りないとは思えないほどの音圧。
圧倒的な技術で日本のファンを全員黙らせることに成功した。
もちろんLoloがいないのは寂しかったが、
今できるベストのライブを彼らは思う存分発揮していた。
さすがヨーロッパ現行メロディック・ハードコアのトップを走っているバンドだ。

ベリチャラは初めまして。
バスク語で歌う歌詞に最初は戸惑ったが、
段々と癖になってきた。
スペインのロックレジェンドの風格を見せつけられた。

平日ながら沢山のお客さんにも来てもらえたし、
盛り上がったし、外タレも喜んでくれていた。
良いツアースタートになった。

ありがとう、大阪。

 

2019.09.06(Fri) Tsurumai DAYTRIP

今日は鶴舞。
お客さんはちょっと少なかったが、良い空気感でイベントは進行した。
アドレナ、ベリチャラは相変わらず怪物のようなライブ。
CODE AXE、LASTENDも帯同でツアーグルーヴも良い感じ。

MCでも言ったが、名古屋のバンドが名古屋のツアーサポートをしないでどうする?
大至急みんなバンドを結成してRNRとコンタクトを取るんだ。
今名古屋にはその枠が空いてるってことだ。
こんなに面白いことをやらない手はない。
急げ名古屋のみんな!

そして後々知って興味深かったのは
アドレナとベリチャラが対バンをするのは今ツアーが初めてだということ。
ベリチャラのライブで無邪気にはしゃぐアドレナメンバーを見ていて
とてもピュアなんだなと思った。
大好きなヒーローと海外ツアーができて嬉しいんだろうなと。
みんな結局、音楽が好きなんだなと。

RNRとツアーをすると、こういう当たり前のことをいつも思い出させてくれる。
それはリーダーのワキ自身がピュアな音楽好きだからだと思う。

いつもありがとうRNR。
おかげでまだまだ音楽を好きになれそうだ。

ありがとう、鶴舞。

 

2019.09.07(Sat) Kofu BODEGA EAST

今日は甲府。
自分のツアーで甲府に来れていなかったのでとても嬉しい。
今日からオーストラリアのTiger Snakesも合流。
声が渋い正統派なパンクロック。
Red City Radioを良い意味でいなたくさせたような哀愁感があって素敵なバンドだ。
ZENITH ANGLE、RADIOBUGも一緒で1日通して楽しめた。
NEUTRALのレコードもゲットしたし、帰って家で聴くのが楽しみ。

甲府は不思議な街だ。
メロディック・ハードコアにここまで優しい街は他にないかもしれない。
NEUTRAL、SHAMESが頑張ってる証拠だ。
またいつでも来たい。

メンバーすら入ったことが無いというSHAMESのエースくんの立派な家に招待して頂き(笑)
足を伸ばしてゆっくり寝れた。
エースくんに感謝。

ありがとう、甲府。

 

2019.09.08(Sun) Shinjuku ACB HALL

今日はツアー最終日。
ただ、大きな台風が接近しておりチケットのキャンセルも相次いだ。
どうなることかと思ったが、
結果、帰りの電車のことなど御構い無しな外国人が死ぬほど集まって
とんでもないパーティーとなった。
ベリチャラがスペインでいかに愛されているかが分かる盛り上がりだった。
スペイン語での「ワンモア」を初めて耳にした(笑)
大盛り上がりで終幕。

アクシデントを味方につけた最高のツアーとなった。
次はいつRNR TOURSに参加できるだろうか。
アドレナがLoloを連れて帰ってくるのが今から楽しみだ。

ありがとう、新宿。

 

2019.09.15(Sun) Takamatsu DIME

今日はSURVIVE SAID THE PROPHETのツアー初日。
MADE IN ASIA TOUR高松編だ。
彼らのツアーに参加するのは久しぶり。
誘ってもらえて本当に嬉しい。

昔から、サバプロのファンは音楽好きが多い印象がある。
どんなに大きくなって、ファンベースを拡大しても、
その比率は変わらない。
それはサバプロにしっかりと音楽的な魅力が備わっているから。
サバプロの対バンで我々を知って、俺たちのツアーに来てくれるようになった人は多い。
ルックス、やり方ではなく、しっかり音楽で評価してもらえている感覚がある。
嬉しいことだ。

音楽性も、キャリアも、拠点も、何もかもが違うのに
俺たちがこんなに惹かれ合うのが不思議な人もいるだろう。
waterweedとSURVIVE SAID THE PROPHETの絆は深い。
それだけだ。

打ち上げは久しぶりに死んだ。

 

ありがとう、高松。

 

2019.09.20(Fri) Hachinohe FOR ME

今日から東北ターンがスタート。
4箇所ともに京都からLABRET、前半2箇所に熊本からNORVER、後半2箇所にVELOCITYが参加してくれる。
熊本から八戸まで24時間かかったんだと(笑)
ほんまにごめん(笑)
ありがとう。
そんな俺たちも14時間ほどかけてFOR ME到着、即リハーサル。
身体バキバキ、でも気合いでやらねばならんのだ。

トップはNORVER。
この30分のために24時間かけて来てくれたって考えたら泣けてきた。
九州のバンドは本当にタフだ。
そして愛のある奴らばかり。
NORVER大好きだ。

そして八戸のバンドROYAL HARMONIX。
初めましてだと思ったらRe:turnのイトウ先生がドラムだった。

LABRETも久しぶりの八戸らしい。
俺たちとほぼ同じ活動歴、同じ関西のバンドなのに
これまでわざわざお互い誘ったりはしてこなかったが
ここに来てグッと距離が縮まった。
PALMのケンタがサポートでドラムを叩き始めてからかな。
そんなケンタは明日の始発で川崎へ向かい、BLOODAXE FESTIVALにPALMで出演という
鬼タイトスケジュールでの参加(笑)
みんな頑張っとるなぁ。。。うんうん。

八戸、東北には謎にwaterweedのファンが多い。
大量にマーチを買ってくれるし、異常にお土産もくれる。
俺が甘いものを食べないことと、酒を飲まないことを知ってからは
コーヒーやご当地インスタントラーメンなんかを毎回用意してくれる。
ほんまにありがとう。
おかげさまで、ただでさえパンパンの機材車がカオスだわ(笑)

みんなの熱量爆発な素晴らしい夜になった。

ありがとう、八戸。

 

2019.09.21(Sat) Morioka club change

八戸のホテルで起床。
LABRET、NORVERと合流して
朝?昼?飯を食べて盛岡へ向かおうってことで八食センターへ。
何を食べるか悩みながらフラフラしていると、翌日から合流のVELOCITYと遭遇。
今日が八戸でライブなんだとか。
みんなやっとるなぁ、、、うんうん。

盛岡へ移動して初めてのclub changeへ。
階段オンリーの3階。
LABRETもwaterweedもベースキャビ持ち込み。
汗だくになりながら搬入。

有難いことに今日も花が届いていた。。。
(前回DRADNATSのレコ発で初盛岡の際、謎にwaterweedへ花が届いていたのだ)

とんでもない歓迎ムード。
そしてDiffuse Tour中のメール予約、盛岡が断トツで多かった。
どうなってしまうのだ。
盛岡で活動するか?

NORVER、LABRETは今日もかましてた。

Coup of the baby、FUNNY THINKもありがとう。
MCでバンド名いじってごめん。
CoupのPは発音しないんだって覚えたよ!

俺らはツアーファイナルか!?ってくらいの盛り上がり(笑)
みんなどんだけ楽しみにしてたん(笑)
ありがとう本当に。
盛岡らぶ。

箱で乾杯して、LABRETとNORVERと飯を食いに行った。
地元バンドのみんながオススメしてくれた定食屋へ。
唐揚げ定食を頼んでください!と念を押されたので
俺、こいちゃん、NORVERキョウスケ、LABRETリョウスケは全員唐揚げ定食大盛りをオーダー。
すると漫画のようなサイズの唐揚げ定食が4つテーブルに並んだ。

「あいつら、、、騙しやがったな、、、」

全員涙目になりながら唐揚げ定食を食べるのであった。

俺に関してはザクザクな唐揚げの衣で口の中を切り
リアルに涙を流しながら血まみれで完食。

少しだけ盛岡を嫌いになった瞬間だった(笑)

 

※ちなみに来年早々に盛岡のライブが決まった。お楽しみに。

ありがとう、盛岡。

 

2019.09.22(Sun) Sendai BIRDLAND

仙台のホテル、満喫、銭湯など休める場所が軒並み満室で
路頭に迷っていると、大通り沿いにビデオ試写室を発見。
何を隠そう俺は試写室童貞だ。
ちょっと緊張しながら入店すると、ライン登録で半額、シャワー無料等かなりお得。
1000円ちょいでしっかり寝れたのでオススメだ。
何の話だ。

さて、大好きなBIRDLAND。
今日からVELOCITYが参加。
ZIRASHI、ACACIA、FiSTもありがとう。

仙台別会場ではMERAUDERの来日公演をやっていたにも関わらず沢山のお客さんが来てくれた。
FiSTは場違いな僕らを誘ってくれてありがとうございますって言うてたけど
全然そんなことないし、むしろwaterweedとやりたいってBIRDLAND側に言ってくれたことが何よりも嬉しい。
俺はそういうバンドと各地でやりたい。
将来が楽しみな良いバンドだったし、いつかまた一緒にやれたら最高だ。

 

ACACIAは全力でスクリーモしてた。
良い意味で変わらない。
変わったのは体型くらいで(笑)
それは俺も(笑)
時が経っても一緒にやれるのは嬉しいものだ。

ZIRASHIは俺らのツアーに毎回出てくれている。
今度は仙台以外にも誘ってみたい。
本当に嫉妬するくらい大好きだ。
ベースボーカルスタイルのハードコア最高。

LABRETはどんどん爆発力が増していき、
お客さんにもそれが伝わっていくのが分かるライブだった。
気持ちの良いライブをするバンドだ。

VELOCITYとツアーに行けるのは本当に嬉しい。
俺はただのファンだ。
坂本さんの歌は世界中の人を幸せにする。
ずっと見ていたいバンド。
新曲も沢山やっていて次の音源が楽しみだ。

俺らも気持ち良くやれた。
東北ツアーまた暖かくなってきたらやりたいな。

打ち上げはタクミちゃんがせっせと用意してくれていた。
めちゃくちゃ美味かった。
良い感じの喫茶店で食べる料理のような安心する味だった。


ありがとう、仙台。

 

2019.09.23(Mon) Koriyama PEAK ACTION

東北ターン最終日は郡山。
入りした瞬間に店長ジョン君が

「おおちゃんおかえり~~~!!」
、、、って最高か!!!!

リハ終わりにはto overごっちゃんも遊びに来てくれたので一緒にメシ。
ダラダラしてるうちにオープン。

今日トップのsevendividedclassificationという地元バンドがwaterweedに影響を受けて結成したと、
10yearsのカヴァーをライブでやっていると聞いて
せっかくの対バンなのだから一緒にやろうってことになった。
俺が彼らのライブでベースを弾いた。
彼らはとても嬉しそうだった。
昔の俺だったらこんなことやってなかったと思う。
でもやって良かったって思った。
彼らの嬉しそうな顔が見れたし、
これで彼らのバンドに対するモチベーションが上がったり、
続ける理由になってくれるのならば
こんなに嬉しいことはない。

いつかまた対バンした時に今日の話が出来たらいいな。
俺にもまた郡山に行く理由ができたよ。
ありがとうセブディバ!

LABRETも東北最終日ってことでめちゃくちゃヤバいライブをしてた。
この世代のバンドマンは気合いの入り方が違う。
最高に気持ちの良いライブだった。

ACRO、ONE STROKEもしっかり盛り上げてくれた。

そして何よりこの日のVELOCITYは神がかっていた。
HOPEを歌う前の坂本さんの男泣きで完全に俺の涙腺も持っていかれた。
涙が止まらなかった。
生まれて初めてバンドにセットリストを貰った。
一生大事にしようと思う。

何度も言うが、俺はVELOCITYの大ファンだ。

 

俺たちのライブは
Boring talkの鉄平くんパートをONE STROKEのトオルちゃんが、
Frozen timeのきんやパートをto overごっちゃんが歌ってくれた。
郡山ならではだ。

そして、東北ターン全箇所来てくれた強者のリクエストで
ある曲をやった。

今まで全くやってこなかった曲だ。
何でそこまでこの曲を推してくるのかは分からないが(笑)
そこまで言うならやったろう!
ってことで頑張ってやった。
喜んでもらえたみたいで何よりだ。

ダブルアンコールまでがっつりやって終了。
クタクタ。
4連日、ロングセット、よく頑張った(笑)

打ち上げはto over長尾さんの乾杯の挨拶でスタート(笑)
ホットプレートで焼肉パーティー。
最高だ。

最終日だったので喉も気にせず、とにかくいっぱい色んな人と喋った。
本当に楽しい、気持ちの良い東北ターンだった。

ありがとう、郡山。

 

2019.09.25(Wed) Osaka SUNHALL

今日はSHADOWSと2マン。
気負わず等身大にやれた気がする。
とても楽しかった。
久しぶりに自分たちがメインのライブじゃなかったってのもあるかも。

昂ぶり過ぎたショータローにギターで思いっきりど突かれた。
ベースのボディがガッツリへこんでいた。
ベースがなかったら骨折れてたかも。

最近、そんなショータローの影響でジャンプするのが楽しい。
SHADOWSカズキくんにはすぐバレた(笑)
「大賀最近ジャンプするようになったべ?やっぱジャンプはかっけえよ」(※茨城のイントネーションで再生してください)

 

前3人の緑ズボン率(笑)

案の定、打ち上げは死ぬほど飲まされた。
トマトサワー全部出た。

ありがとう、大阪。

 

2019.09.28(Sat) Yanagase ANTS

Ratchildとの2日間が始まった。
個人的にかなり参ってたタイミングだったので彼らと一緒に居れて良かった。
リハ後に、俺らとRatchildをDUB 4 REASONのカメさんが更科に連れてってくれた。
注文の仕方もレクチャーしてもらって全部カメさん仕様。
バブルマンだけは勝手に違うのを頼んでいたが。。。

ここの蕎麦は本当に美味い。
腹一杯食べて会計しようとすると、カメさんが「とりあえず外出といて」と言うので先に退店。
外でカメさんは意気揚々とこう言い放った。

「俺にジャンケンで勝ったら奢ったる!」

という自分に厳し過ぎるルール設定のゲームをスタートさせたのである。
全員で12人。

・・・結果10人に負けたカメさん(笑)
カメさんジャンケン弱過ぎっす(笑)
御馳走様でした!!!

SIGHTS、QUESTRAKT、THRASHOUTも出てくれてありがとう。

FUMESは面識がないにも関わらず出たい!と連絡をくれて
出演が決まったバンド。
そういう気持ちが嬉しいし、また一緒にやりたいと思える良い奴らだった。

Ratchild、DUB 4 REASONのライブは良過ぎた。
自分たちのライブのことを思い出せないくらいに良かった。
打ち上げをして横須賀へ移動。

ありがとう、柳ヶ瀬。

 

2019.09.29(Sun) Yokosuka PUMPKIN

岐阜からの移動中、オーシャンビューなスーパー銭湯で休憩。
みんなで良い景色を見ながら露天風呂でまったり。

横須賀に着いてから、ブリトーを食べた。
美味しかったが完全にアメリカンサイズ過ぎて腹がちぎれるかと思った。

今日はNEUTRAL、THROW YOUR LIGHTSもレコ発。
SxGxSが企画してくれた。
前のツアーでも彼らが企画してくれている。
いつもありがとう。

その前回のパンプキンは、色々トラブルもあって悔しいライブだった記憶だけが残っていて
個人的にはそのリベンジのつもりで挑んだ。
結果、めちゃくちゃ楽しかった(笑)
なんて幼稚な表現なのだろうか(笑)
でも楽しかったとしか言えない。
みんなのおかげで救われた夜だった。

打ち上げも終わって、近くの中華屋でRatchildと2日間ありがとう&お疲れ様会。
みんな各々の食事を済ませ、そろそろ帰るかーってことになりパンプキン前に停めていた機材車に乗り込んだ。
Ratchild号の運転席には、この2日間全くハンドルを握っていなかったバブルマンが乗り込み
意気揚々とエンジンをかけたと思ったら、ゆっくりゆっくりと後退してきて
waterweed号のフロントバンパーに見事激突。
一瞬、何が起きたのか分からなかった。

幸いにもwaterweedのハイエースはヘコんでなかったが、
ハンドルを握って2秒で事故ったバブルマンは、かなりヘコんでいた。

気にするなバブルマン。
死ぬほど笑ったわ。

ありがとう、横須賀。

 

2019.10.04(Fri) Matsumoto ALECX

今日は久しぶりの松本。
THE MINT、FRID ZUG PARKという地元バンドが出てくれた。
とても良いバンドだった。
まだまだ知らない良いバンドがいるもんだ。

フロアはちびっこやお父さんお母さん大集合な感じで終始アットホームな雰囲気。
LABRET、RIDDLEは大人気だった。

俺たちを目当てで来てくれた人は少なかったが
初めて見る人も多いだろうと言うことでしっかりと丁寧に演奏し、歌った。
おかげで終わってから色々な人に声をかけてもらえたし、マーチも売れた。
ありがたい。

打ち上げは箱で乾杯。

LABRETとは翌日の高崎も一緒なので早めにホテルに戻り就寝。

ありがとう、松本。

 

2019.10.05(Sat) Takasaki SUNBURST

企画者の中島兄弟のアテンドで有名なラーメンを食べに行った。
ラーメンでテンションが上がらない芸人の俺だが
ここのラーメンはマジで美味かった。

ナイスアテンド中島兄弟。

久しぶりのSUNBURST。
中島兄弟とwaterweedが出会ったのも此処SUNBURSTだ。
TASTY TOURだったってのもあり
中島兄弟は俺のことを「社長!」と呼ぶ(笑)

当時、SUNBURSTに居たヒゲという男が好きでよく高崎に来ていたのだが、
正直彼が辞めてからは一気に疎遠になった。

このタイミングで高崎に行ってお客さんが来てくれるかも不安だったが
中島兄弟がめちゃくちゃ頑張ってくれた。

お客さん、来すぎ(笑)
高崎の別会場でdustbox、NAMBA69らがやっているにも関わらずだ(笑)

そりゃそうだ。
ricolt、phone、lilyrayという最強の地元勢と
PALM、LABRET、to overflow evidenceという最強のライブバンド達を集めた
超豪華イベント。
北関東クルー大集合で終始大盛り上がりだった。

このメンツを呼べたのも、中島兄弟ならではだと思うし
こんなにお客さんが入ったのも、中島兄弟の企画だったからだと思う。

愛され方が尋常ではないのだ。

弟のケイキはライブではしゃぎ過ぎてスニーカーがぶっ壊れていた(笑)
兄貴に至っては俺らのライブ中にモッシュで誰かとぶつかり、目が腫れまくっていた(笑)

紛れもなくピュアに音楽、お酒、人を愛していて
それが周りの人にも伝染し、結果素晴らしい夜をメイクすることができたのだ。

あいつらは来てくれてありがとうございます!って言ってくれたけど
そんなのこっちのセリフ。
こんなに面白いイベントを組んでくれてありがとう!

waterweedのレコ発を高崎で組みたいって連絡をくれた時は本当に嬉しかったよ。

まぁそんな中島兄弟からの無茶振りなリクエストにもしっかり応えたし(笑)
かなりスペシャルな夜になったのではないだろうか。

ありがとう、高崎。

 

2019.10.06(Sun) ECHOES 2019

有難い事に今年も御誘い頂いた。
ECHOESは年に1度のご褒美だ。
ダサいバンドも、政治が上手いバンドも、嘘くさいバンドも居ない
気持ちの良い人しか居ない最高のライブイベントだ。



去年に引き続き、MANPOWER全員集合だったが
敢えて、ゲストボーカルは頼まなかった。
今日は自分たちだけでやろうと。
そのおかげか、自信に繋がる良いライブができたと思う。

毎年、ECHOESでのHAWAIIAN6のライブを見て目頭が熱くなっている。
ハタノさんのMCは強くて優しい。
今年も1年よく頑張りました!っていう成績表をもらっているような感覚だ。
分かりにくいな(笑)

俺は間違ってなかったんだと再確認してまた歩き始める。
そんな1日だ。

ありがとう、ECHOES。

 

2019.10.11(Fri) Tomakomai ELLCUBE

今日から北海道ターンがスタート。
今回俺はフェリーで北海道入りをした。
機材フルセット、物販も全部持ってきた。
初の試みだ。

そのおかげでストレス無く、万全の状態で各地挑む事ができた。

そしてLEXTとLOURは全箇所帯同してくれた。
彼らとのツアーはいつだって最高。

まずは苫小牧。
FREE KICKのゆうきお兄ちゃんが企画してくれた。

09CREWの若過ぎるエネルギーに嫉妬。
Calls Name AgainはBrightest Tourの苫小牧ぶり。
また対バンできて嬉しい。

INViSBLも久しぶり。
ボーカルの中原はwaterweedが好き過ぎて可愛い(笑)
俺は彼の結婚披露宴に呼ばれるくらいに慕われているのだ(笑)
また対バンしような、中原。

FREE KICKとはお祭り系でしか対バンした事がなくて
やっとライブハウスでしっかりと対バンできて嬉しい。
しかも苫小牧でってのが最高だ。

みんな忙しいスケジュールの中出演してくれてありがとう。

初日から良い夜だ。

ありがとう、苫小牧。

 

2019.10.12(Sat) Obihiro REST

帯広といえばREAL SHOCKS MATTER。
今回も企画をお願いした。

俺はRESTが好きだ。
初めて訪れた時から変わらない、あの何とも言えない実家感。
アットホームどころの騒ぎではないのだ。
ご夫婦が経営されているからだろうか。
暖かい気持ちになれる場所だ。

お決まりのRSMまっさんの前説からイベントはスタート(笑)
LOURが今日もかましていた。
このツアーで活動休止を発表している彼ら。
気合いの入った良いライブだった。

A Quiet Eveningとやっと対バンできた。
ドラムのつぼやんとは一緒に喫茶店に行った事があるが(笑)
噂通り良いバンドだった。
また一緒にやれたらいいな。

LEXTはリョータのギターのストラップがぶっ飛んでしまい、
一時中断するトラブルはあったが、
それで削った曲をやっぱりやりたいと西田マンが言い出す始末(笑)
何とも自由だが、それで良いのだ。
やりたいことをやればいい。
もちろん他バンドや会場に迷惑がかかるようなことはNGだが。
とても良いライブだった。

4人のRSMと遂に対バンできた。
ギターのゲンキが加入して更に熱量が増したように思う。
そして元々のメンバー達がとてもリラックスしたような、のびのびと演奏しているように感じた。
良い化学反応が生まれていて素晴らしいライブだった。

俺たちも最高に気持ち良くやらせてもらった。
道東は狂ったやつらばっかりだ(笑)
最高。

ありがとう、帯広。

 

2019.10.14(Mon) Sapporo KLUB COUNTER ACTION

今日は北海道ターン最終日。
聖地KLUB COUNTER ACTION。
何回来てもビックリするくらい音がでかい(笑)

Milestone for 10 years, NOT SO HARD WORKとも札幌で一緒にやれて嬉しい。

この北海道ターン、LOURのユウキが撮影、編集してくれて1本のMVを作った。

素晴らしい出来だ。
見ての通り札幌は最高に楽しい夜になった。

LOURは今日で活動が止まる。
ユウキとサトシが海外へ行くとのこと。
なので彼らが行く先へツアーしようって話で盛り上がった。
そういう形でも彼らとまた繋がれるのは嬉しい。
是非実現したい海外ツアーだ。

彼らが帰国したら必ずLOURを再開させるので皆さんも協力宜しく。
マサ、しゅっくんはスタジオ入って鈍らないようにしておくこと。

打ち上げはオルターリードコードの大山ちゃんが主役だった(笑)
大山ちゃん最高だ。

LEXTメンバー3人は夜の便で帰ってしまったのだが、
珍しく西田マンがステイ。
台風の影響で来られなかったDRADNATSヤマケンに写真を送ったりして楽しんでいた。

別会場でライブだったらしいcoldrainさんも同じ打ち上げ会場だったが
Voの人の顔が小さすぎた。
そして良い匂いがした。。。

いつか共演することがあったらこいちゃんと並べて写真を撮らせてもらいたいものだ。

ありがとう、札幌。

 

2019.10.19(Sat) Kashiwa ALIVE

先週のKCAに続いて今夜も聖地、柏ALIVE。
THE COASTGUARDSが企画してくれた。
GIVE LIFEもレコ発だ。

リハ終わりにGIVE LIFEメンバーと大好きなボンベイでカレー。
いつ来ても美味い、そして辛い(笑)

ONLY THE LAST SONGから始まり、BLINDSIDE、kamomekamome、THE COASTGUARDSと
柏ALIVEならではのラインナップで最高。

 

楽屋には続々と重鎮の皆様方が集合。
非常にやりにくい(笑)

それでもやらねばならんのですってことで気合いでかました。
ここでしかやらないアノ曲もやれたし、良いライブができたはず。

ありがとう、柏。

 

2019.10.20(Sun) Kitaurawa KYARA

Ratchild遠藤の家で起床。
長い付き合いだが初めて来た(笑)
ありがとう、遠藤。

#KYARA潰れるってよww
のハッシュタグでお馴染み(?)だと思うが

来年頭でKYARAが無くなる。
移転前のKYARAからお世話になったライブハウスだっただけに
非常に残念だ。

ライブハウスが潰れるなんてのは何度も経験してきた。
もちろん、色々な理由があるのは分かっているが
バンドがもっとカッコ良ければ、影響力があればこんな事にはならないのだ。
ライブハウスがもっと潤えばこんな事にはならない。

そしてライブハウスを経営している人たちは金儲けが下手くそだ(笑)
だから好きなのだ。
だからバンドが頑張らないといけないのだ。
今後、大好きなライブハウスがなくなってしまう前に
俺たちにできることをやるだけだ。

ORIONとは久しぶりに屋内で対バンできた(笑)
サビでシンガロングする曲の歌詞をずっと耳コピしようとしていたのだが
諦めてメンバーに確認したが
不思議な歌詞過ぎて全く覚えられなかった(笑)
次までに覚えておこう。

CASTAWAY, kOTOnohaもレコ発。
CASTAWAYの時にドラムセットをなぎ倒してダイブしていた人、大丈夫か?笑
お酒を飲んでライブを見るのは楽しいのかもしれないが、
泥酔状態でライブを見て記憶にちゃんと残っているのだろうか?

この規模で行われるライブはメンバーとの距離も近い。
簡単にステージにも上がれるし、マイクジャックも出来る。
バンドの、ライブの熱量を間近で感じ取れるのが醍醐味だ。
だからこそバンド、スタッフ、お客さんの信頼関係があってこそ成り立っている。

自分だけが楽しければ良いわけないし、自分の好きなバンドのライブを台無しにしてしまって楽しいわけがない。
お酒とライブ、相性はとても良いものだと思うが
自分のお酒のキャパシティーを理解した上で飲酒をしてほしいものだ。
家で1人で飲む分には勝手にどうぞ。

kOTOnohaは今日もヒロシのフリースタイルがキレキレ。
いつ見ても凄いライブだ。
俺には真似できない。
自分にないものを持っている人は魅力的だ。
もっと長いロングセットのライブを見たい。

俺たちのライブはいつもとセットリストを大幅に変えた。
前日の柏にも来てくれていた人がたくさんいたし、
東京ファイナル前の関東ラストだったのもあり、
このツアーにたくさん来てくれたみんなが多く集まってくれていたからだ。

Reflection始まりのMusic is Music、ラストはGrateful songで締めるのがこのツアー定番セットリストだったのだが、
敢えてGrateful songで始めてみんなの予想を裏切りたい衝動に駆られたのだ(笑)

そんなトリッキーセットリスト、思った通りみんなの反応が最高に気持ち良かった。
ベースと歌だけで始まった瞬間、

「ええええええ!」
「きゃああああああ!」
「うそぉぉぉぉぉぉ!」

っていう100点のリアクションをありがとう(笑)
そっからMusic is Musicで爆発(笑)
めちゃくちゃ気持ち良かった。

   

RIDDLEは流石ホームでの企画ってこともあって大盛り上がり。
いつも俺たちを気にかけてくれてありがとう。
ショータローが加入してからは更にお世話になっている。
これからも宜しく。

ありがとう、北浦和。

 

 

2019.10.26(Sat) Yonago AZTIC LAUGHS

今日は愛しのPINEAPPLE EXPRESS企画。

米子は初めまして。
BEAT BREAK SCREAMER, orff, Ashesとは明日の福山も一緒なので
良い感じにツアーグルーヴが生まれそう。

米子、お世辞にも栄えているとは言えない激ローカルタウン。
ライブハウス内にバッタが出現するほどだ(笑)

燃えるぜ。
お客さんが少なくても全員の心を震わせてやる!!!
・・・と意気込んでいたにも関わらず、オープンとともにたくさんのお客さんが。
PINEAPPLE EXPRESSがたくさんのお客さんを集めたのだ。
米子でこんなに人を集めれるバンドは他にいるのだろうか?
愛されてるなぁ、パイナポー。
そりゃそうだ、俺だって彼らのことが大好きだ。

言うまでもなく素晴らしい夜になった。
全部パイナポーのおかげだ。

打ち上げ終わり、BBSとともに福山へ移動。
激安カプセルホテルを発見したので突撃。

ありがとう、米子。

 

2019.10.27(Sun) Fukuyama MUSIC FACTORY

福山はいつ来ても刺激的だ。
若者がたくさん。

FIRST TO FIGHTとは久しぶり。
うっかりMCで涙するキョウヘイはピュアそのもの。
岡山弁全開で言い訳をする姿もグッときたぞ。

JEEPは初めまして。
と思ったらONE BRIDGEのメンバーが新たにやってるバンドだった。
バンドを辞めないでくれて嬉しい。
最初出会った時とかは高校生だったはずなのに随分と大人になったものだ。
サウンド面もかなり大人になった感じだった。
また見たいな。

orffは今日もカッコ良かった。
Voの中西とは当時色々とあった。
でももう昔の話だし、素直に謝ってくれている。
そして今やっていることがカッコ良いから何も問題ない。
何よりもドラムのゲンヤやギターのトミーくんが楽しくバンドをやれていることが
何よりも嬉しい。
中西は変なやつだけど、嫉妬するほどにカッコ良い。
また一緒にやろうな。

SUPER OVERHEADはセンスがピカイチな古き良きメロディックパンクバンドだ。
今日も極上のライブだった。
もっと活発に活動してほしい。

BEAT BREAK SCREAMERはとんでもないライブをかましていた。
福山の若者にとっても刺激的だったと思う。
みんなこぞって「ヤバかった!!」と言っていた。

THE MY BABY IS A HEAD FUCKは全員俺よりも年上。
ドラムの高橋さんは職場の上司だ(笑)
でも何故か俺のことを慕ってくれていて、ツアーどこでも良いので誘ってください!
と言ってきてくれた。
この人たちはみんなピュアだ。
各々これまでに散々バンドをやってきて、色々と経てきたはずなのに
誰よりもバンドを楽しんでやっている。
今日もみんなめちゃくちゃ緊張していたが、楽しそうだった。
リアクションも良かったし、福山に誘って良かった。

FIVE NO RISKのライブは熱量が半端じゃない。
ライブに対する気持ちがそこら辺のバンドとは違いすぎる。
上手い、下手とかじゃない。
嘘がひとつもないのだ。
嘘の汗など一滴もかいていない。
身体で音を鳴らしているような感覚だ。
素晴らしいライブバンドだ。

長かったが、いよいよwaterweedの出番。
今日は俺の高校の先輩からの激しいリクエストに応える為、
めちゃくちゃ久しぶりにEasy clicksをやった。
当時は割とセットリストのスタメンだったのだが、ここ数年は全くやっていなかった。
ここ最近先輩が顔を合わせば
「Easy clicks!」
と言ってきていたので、なんでそんなにEasy clicksなんですか?と聞くと

「waterweedと出会ったんはこの曲なんじゃ!」

と、岡山弁全開で言うのだから仕方がない。

1回もスタジオで練習できなかったのだが、やるしかない。
直前までメンバー各々しっかり練習していざ本番。
多分、おそらく、上手くできた、はず?

ただ、ライブってやっぱり難しい。
悩んでばかり。
好きでやってることなのに、それに頭を抱えてしまう。
正解なんてない。
でも俺なりの正解は導き出したい。
そんなことを思った夜だった。

ありがとう、福山。

 

2019.11.02(Sat) Fukuoka EARLY BELIEVERS

さて、ツアー最終ターン。
九州3箇所、そしてそのままKOTORIのツアーで京都、広島の5連日が始まった。
ここにきて5連。
やるしかないでしょう。。。

 

まずは福岡。
EARLY BELIEVERS店長タケルが組んでくれた。
リハ終わりにVII DAYS REASONのメンバーに何食べたらいい?って聞くと
「うーん、この辺だと “やぱステ”っすかね?」
やぱステ????
なんじゃそりゃ????
聞くと “やっぱりステーキ”の略(笑)
なんじゃそりゃ????
そんな“やぱステ”の響きに導かれ入店。

まぁ所謂 “いきなりステーキ”的なリーズナブルなステーキ屋だった。
サラダが食べ放題だったのだが、こいちゃんのお皿にはマカロニしか入っていなかった。

お腹一杯にも関わらず、途中で遭遇してしまったので無理矢理連れてこられたCODE AXEの末吉。

お腹いっぱい、満足です。
ありがとう、やぱステ。

 

今日のトップはBring it on Your Own。
1曲目が始まった途端にギターのストラップが大破(笑)
なんともかわいそうだが弦楽器のトラブルとしてはあるあるだ。
BYOまた対バンしような。

SHIZUKUは大阪のバンド。
ボーカルのキムとは長い付き合いだ。
彼の前の前のバンドから知っているが、SHIZUKUが一番カッコ良いと思うし、もちろん彼も自信を持ってやれているはずだ。
そんなバンドと、福岡で、俺たちのツアーで、一緒にやれて良かったなと思う。
ベースのドスコイの足元は演奏中ステージが10cmくらい沈んでいた。
そういえばBYOのドラムもでかかった。
せっかくなので挟んで撮ってもらった(笑)

VII DAYS REASONは小倉ぶり。
別バンドかと思うほど気合いの入ったライブだった。
後で聞くと、前回情けないライブをしてしまったのでリベンジのつもりでやりましたとのこと。
たくさんのお客さんを巻き込んだ良いライブだった。
またどこかで対バンしたい。

そして九州ターン全帯同のLABRETはフロアを死ぬほど盛り上げていた。
ここまできても尚、見るたびに更新していく。
凄いバンドだ。

俺たちも全力で挑んだが、久しぶりの福岡ってことで少し忘れかけていたことがあった。
福岡、狂ってるんだった(笑)
結局ダブルアンコールまでやらされてフィニッシュ(笑)
5連日、初日から飛ばしすぎた(笑)

別会場でライブだったHandsome Geekと。(ひとり足りない)

ありがとう、福岡。

 

2019.11.03(Sun) Sasebo GARNET

佐世保にはCODE AXEドラムのベーやんが経営するみかん農園がある。
そこに併設されているORANGE BOXというライブハウスがあり、
更にそこに併設されている施設に泊めさせてもらった。

当たり前なのだが、どこもかしこも ”みかん” だらけ(笑)
ドアを開けてもみかん。
フタを開けてもみかん。
みかん、みかん、みかん。
こんなにみかんを目の当たりにすることが無いので段々と面白くなってくる(笑)
しかもめちゃくちゃ甘くて美味しい(笑)

 

後々聞くと、この写真の畑は他所の畑だったらしい(笑)

ありがとうベーやん。

それから佐世保GARNETへ移動。
毎度お馴染み、CODE AXEヒロが一番美味しいと言われている佐世保バーガーを大量に買ってきてくれたのでみんなでランチ。

リハーサル後は、ツアーについてきてくれているカメラマン ”アンリナガタ” のカメラでひたすら遊んでいた。

 

今日はWEAKEND HEROESとCODE AXEが企画してくれた。
通称「バトル x ハリケーン」

ダセェ、、、(笑)
各々のイベントタイトルをミックスさせているわけだが
WEAKEND HEROES側の「ファイヤー・ハリケーン」に問題がある(笑)

そんなバトル x ハリケーン、スタートだ。

トップはWEAKEND HEROES。
久しぶりに見たが、新曲がすこぶる良かった。
あぁ、こんな事を歌えるようになったんだなと。
説教臭くなく、自分らしく、等身大な歌だった。
良いバンドになったなーと、何故か俺が勝手に誇らしかった。

そして次はいずけん。
Diffuse Tour初のアコースティック。
まぁ、長崎に来たからにはいずけんとやらないとね。
名曲をたっぷり浴びて満足だ。

LABRETも久しぶりのGARNETを楽しんでいた。
狭いステージの中をこれでもかと言うほど大暴れしていた。
その熱量にお客さんもガッツリ返して大盛り上がり。
完全にグッショウだった。

 

そして、今日は出番前にカメラマンのアンリナガタが無茶振り。

「LABRETのメンバーにwaterweedのゲストボーカルやってもらいましょうよー(ニコニコ)」

って事で完全にぶっつけ本番だったが、トク兄がDreaming deadのDan from DARKOパートを歌ってくれた。

  

途中からいずけんも乱入してきた(笑)
そういや前回STUDIO DO!ラストの時に無茶振りでいずけんに歌わせたのだった(笑)

Boring talkはCODE AXE末吉が、
Frozen timeはWEAKEND HEROESやっちんが歌ってくれた。

そしてLABRETリョースケはGrateful songでダイブしていた(笑)

トリでは無かったが、ワンモアもガッツリやらせてもらった。
灼熱のGARNET。
最高だった。

最後はCODE AXEがバッチリと締めてくれて終了。

日本一の打ち上げ飯で腹を満たして、今日も我々はみかんの館で就寝。

ありがとう、佐世保。

 

 

2019.11.04(Mon) Kumamoto SOUND SPACE FACTOR

さて、ツアーファイナル前ラストは熊本。
階段オンリー4FのFACTORに気合いで搬入。
手伝ってくれたみんなありがとう。

DRADNATSヤマケンが弾丸で遊びに来てくれた(笑)
飛び入りDJとしてフロアを盛り上げてくれた(笑)

LABRET、NORVERとの3マン。

どちらもガチンコ。
素晴らしいライブだった。

俺たちはロングセットの上にダブルアンコールまでやらせてもらった。
1時間思いっきりやって最高のツアーセミファイナルとなった。

そして地獄の搬出である。
4Fの窓からアンプを落としてやりたくなったがグッと堪えた。
FACTORさん、頼むからエレベーター設置してくれ。
1万円くらいなら出すから(笑)

打ち上げでは一生都市伝説を聞かされて頭が痛くなった。
途中で抜けてヤマケン、NORVERキョウスケと “すしざんまい” して締め。

ありがとう、熊本。

 

 

2019.11.05(Tue) Kyoto MUSE

自分たちのツアーはあとファイナルのみ。
ただ、KOTORIが誘ってくれたら出るしかないって事で
九州3連日からのそのまま京都へ。
CODE AXEのショーリが運転してくれた。
マジでありがとう。

対バンはレコ発初日にも出てくれた裸体。
最高だ。

KOTORIのツアーに出るのは初めてだったが
想像以上に若い女の子が多かった。
最前のみんなに汗がかからないように気を遣ったが、かかってたらごめん。

曲中も、MC中も、みんな目をキラキラさせて見てくれていた。
ありがたい事だ。
だから俺もいつも以上に丁寧に歌って、話した。
ひとりでも俺の気持ちが伝わってたらいいな。

仕事で京都にいたTHRHてっちゃんがBoring talkでステージに上がってきてくれて
歌ってくれた。

が、さすがに客席には突っ込まず、歌い終わってステージ脇にはけて行った(笑)
大正解だ(笑)
あそこで若い女の子たちに向かってダイブなんてしてしまったら
一気に嫌われてしまう(笑)
ありがとう、てっちゃん。

KOTORIの佐藤が楽屋で熱心にトランペットの練習をしていた。
しかもあの曲、ベース開放弦を弾きながらトランペットを吹いているのだ。
横山よ、佐藤の負担がデカすぎるぞ(笑)

終盤での佐藤のパフォーマンスは半端では無かった。
おそらくトランペットの曲が終わった開放感がそうさせたのだろう(違う)

ていうか佐藤のことばかり書き過ぎた(笑)

 

俺はKOTORIの曲が好きだ。
色々な音楽的影響を感じつつ、彼らなりの等身大な表現の仕方が最高に気持ち良い。

好き過ぎて、明日の広島で「素晴らしい世界」を歌いたいとお願いした(笑)
前にオナフェスでbachoキンヤが歌ってるのを見て、内心俺もやりたいと思っていた(笑)
帰りの車内で延々と練習したのは言うまでもない。

ありがとう、京都。

 

2019.11.06(Wed) Hiroshima SECOND CRUTCH

昨日は俺たちの体力も限界だったのもあり、速攻で帰宅。
家で休んでから広島へ移動。

リハ後にカツカレーを食べて、
俺たちに内緒で来てたDouble-u studioの山大を速攻で発見してコーヒーチル。

オープンまでまったりと過ごした。

昨日よりもさらに若者が多いように感じた。
そして今日のみんなもキラッキラした目で真剣に見てくれた。
きっと頑張って理解してくれようとしたのだろう。
今まで聞いたことのない音楽を知ろうとしてくれたのだろう。

そんな混じりっけなしのピュアなみんなの目が嬉しかったし、
それに応えようと一生懸命歌った。

Frozen timeを横山が歌ってくれた。
その瞬間に全員の目がハートになって横山を見てた(笑)

ま、まぁいいだろう。ある意味ピュアだわ(笑)

そして俺は昨日言った通り、KOTORIの「素晴らしい世界」で歌わせてもらった。

横山に「waterweedから、、、ともちゃん!」

って呼ばれた瞬間にめっちゃ緊張した(笑)

裸体ペーターと一緒に頑張って歌った。

まさに素晴らしい世界だった。


それにしても楽しいツアーだった。
打ち上げでは、先のライブも決まった。

楽しみだ。

ありがとう、広島。
ありがとう、KOTORI。

 

 

2019.11.09(Sat) Shinjuku ANTIKNOCK

さぁ、いよいよツアーファイナル。
今日は東京編だ。

2ステージの23バンド、10時間ノンストップのお祭り。
そもそも、何でこんなバンド数になったのかを説明しよう。

最初は2マン、3マンくらいでやろうと思っていたのだが
対バンはDiffuse Tourに出てくれたバンドじゃないと嫌だった。
ツアーで出てくれたバンドはいっぱいいるから、その中から選ぶのが気持ち悪いなと思った。

じゃあ、ツアーで企画を組んでくれたバンド全部に声かけよう!

これが俺の筋だ。

合計30バンド弱に声をかけた。
日も近かったし、半分くらいはNGだろうと思ったら、ほんの数バンドにしか断られなかった(笑)

23バンド。

地獄だ(笑)

順番に書いていこう。

 

ステージ1番目はLABRET

                   

この日、すでに府中でのライブが決まっていたにも関わらず出てくれた。
そりゃそうだ。今ツアーもっとも帯同してくれたバンドだ。
トップから異常に盛り上げてくれた。
リョースケのストラップが切れるくらいに白熱した。

ありがとう、LABRET。

 

フロア1番目はRadio In old Trash

彼らも夜は別会場でライブが決まっていたにも関わらず出演してくれた。
ボーカルのリョウは今ツアーにたくさん足を運んでくれた。
彼の優しい人柄と誰よりも熱い情熱が大好きだ。

ありがとう、Radio In Old Trash。

 

ステージ2番目はTHE MAYTH

東京で見るTHE MAYTHはとても新鮮だった。
初めて見るであろう人をしっかりと魅了していた。
さすが、高松TOONICEで鍛えられたバンドだ。

ありがとう、THE MAYTH。

 

フロア2番目はSxGxS

最高にぶっ飛んだ。
フロアライブ慣れ過ぎ。
waterweedにはいつも負けっぱなしって言ってたけど
全然そんなことない。
今日もすごいライブだった。

ありがとう、SxGxS。

 

ステージ3番目はTAKE YOUR LIFE

翼不在でサポートではあったが、無理を押して出てくれた。
しんちゃんのギターはいつ見てもカッコ良い。
アリカの日本人離れした歌唱力は圧巻だ。
ショータローのゲストボーカルはこっちも照れた。

ありがとう、TAKE YOUR LIFE。

 

フロア3番目はPRAY FOR ME

あまりこういうメンツの中でやる機会は無いだろうが
しっかりお客さんを集めていたし、みんなからの支持も絶大だった。
バンドからも、お客さんからも愛されるバンドだ。
熱くて優しいライブだった。

ありがとう、PRAY FOR ME。

 

ステージ4番目はMIND STEP

彼らを東京に連れて行くのは俺だと決めていた。
初東京のステージ、緊張していたが
楽しみにしてくれていた人もいてとても嬉しかった。
まだまだこれから、やっていくぞ。

ありがとう、MIND STEP。

 

フロア4番目はLook at moment

THE MAYTHに続いて高松TOONICEから。
おそらく初めて見る人が多かったであろう彼らのライブ。
度肝抜かれた人がフロア中で雄叫びをあげていた(笑)
コレコレ、俺のやりたかったこと。
俺の友達を、俺の友達が気に入ってくれる喜び。
それにしても素晴らしいライブだった。

ありがとう、Look at moment。

 

ステージ5番目はTHRH

 

とにかく最高だった。
とんでもない勢いで駆け抜けていった。
みんなの気持ちがダイレクトに届いて、胸がいっぱいだった。
最後の曲の時、アダチのベース弦は2本しかなかった。

ありがとう、THRH。

 

フロア5番目はLASTEND

LASTENDが新神楽でライブの際、
新神楽から我が家までドラムのシンノスケが俺の自転車で帰って
俺はLASTENDの機材車に乗って帰る。
そういう関係性だ。

アホとアホとアホとアホが集まって結成し、世界一アホなスタッフを連れている。
クソみたいなやつらだが、ほっとけない可愛い後輩だ。
下手くそだが、気持ち良いライブだった。

ありがとう、LASTEND。

 

ステージ6番目はRIDDLE

LASTENDとは打って変わって演奏、歌が上手すぎる(笑)
そして彼らは最高のエンターテイナーだ。
いつ見ても、とんでもないクオリティーのライブをするバンドだ。
最後ショータローがギターを弾くって聞いて心配すぎて最前で見守った(笑)

ありがとう、RIDDLE。

 

フロア6番目はTRUE FIGHT

みんなにオファーして、一番早く返事をくれたのがTRUE FIGHTだ。
あの日のEVIL GARAGEの熱量をそのまま持ってきたような
気合いの入ったライブだった。
また対バンするのが楽しみだ。

ありがとう、TRUE FIGHT。

 

ステージ7番目はBEAT BREAK SCREAMER

ツアー後半の米子、福山のグルーヴが少しも薄れることなく東京へ来れた。
気持ち良すぎて最前で楽しんだ。
今日もベースのタロウはイかれてた。
ドラムのあつくんは今日こそ壊れるんじゃないかと心配した。
またどっかツアーしような。

ありがとう、BEAT BREAK SCREAMER。

 

フロア7番目はREAL SHOCKS MATTER

北海道は帯広から来てくれた。
20分ノンストップ1本勝負。
素晴らしいライブだった。
終わってからギターボーカルのまっさんに「凄かった」って伝えると
「俺らにはコレしかできひんから」
って言われて、震えた。
本当にカッコ良いライブだった。

ありがとう、REAL SHOCKS MATTER。

 

ステージ8番目はCODE AXE

九州は長崎から来てくれた。
ベーやんのみかんが忙しい時期にも関わらずだ。
気持ちの良いライブをかましていたが、最後のMC中に
ベーやんの電話がずっと鳴っていた(笑)
やっぱ、みかん忙しいんじゃな。。。

ありがとう、CODE AXE。

 

フロア8番目はHARDSHIPS

リリース後ってのもあってフロアは大盛り上がり。
最高のハードコアショウだった。
俺は見れなかったがショータローが歌ったらしい。
あいつ目立ち過ぎじゃが、、、新人のくせに。。。

ありがとう、HARDSHIPS。

 

ステージ9番目はLEXT

俺の大好きなLEXT。
最初は楽しく、一緒に歌っていたのだが
気が付いたら大泣きしていた。
なんの涙だったのだろうか。
彼らの楽曲は俺の感情を揺さぶり過ぎだ。
一生、大好き。

ありがとう、LEXT。

 

フロア9番目はGIVE LIFE

GIVE LIFEのライブはハードコアファンじゃなくても楽しめる。
誰よりも優しくて、大きな愛で包み込んでくれる。
そんな彼らのライブが大好きだ。

圭さん、新潟で俺に言ってくれた言葉を覚えてくれていた。
俺のことをいつも理解してくれて、支えてくれる。
最高の先輩だ。

ありがとう、GIVE LIFE。

 

ステージ10番目はTHE COASTGUARDS

俺たちのヒーロー。
ガーズがいなかったら俺たちは居ない。
大阪で2マンとかやりたい。

初めてThe Good Yearをfeatさせてもらった。
無茶苦茶緊張した(笑)
歌い終わりで久しぶりにダイブして、ステージに戻ってきたら
こいちゃんが拍手で迎えてくれた(笑)
ステージダイブ、シンガロングの絶えない、最高のメロディック・ハードコア・ショウだった。

ありがとう、THE COASTGUARDS。

 

フロア10番目はTHROW YOUR LIGHTS

尿道結石をみんなに見せたくて財布にしまっていたら粉々になったでお馴染み。
自称 “東の大賀さん” ことベースボーカルのシュンスケ。
「どっちが本当の大賀さんか決めてやりますよ!」
と言われたこともあるが、
いや、どう考えても俺じゃろ(笑)

不潔だし、アホだし、可愛い彼女に迷惑かけっぱなしのクソ野郎だが
俺にとって大切なバンドだ。

ありがとう、THROW YOUR LIGHTS。

 

ステージ11番目はRatchild

いわずもがな、俺の親友。
waterweedのここぞという時には絶対に誘ってるバンドだ。
ただ、仲が良いから誘ってるわけじゃなくて
カッコ良いから誘ってる。
クルーも込みで全員カッコ良い。
また大阪にも呼ばなければ。

スモークの中で踊る遠藤が見たかったから、ステージにして正解だった。
今日も抜群のライブだ。

ありがとう、Ratchild。

 

フロア11番目はHAIR MONEY KIDS

こういう日の彼らのライブは特にグッとくる。
気持ちが音よりも前に出ている。
ステージでセッティングをしながら見ていたのだが
気が付いたらルイさんが目の前にいた(笑)
そういうやつだ。
伝えたいから伝えに行く。
そんな素晴らしいライブだった。
早くまた一緒にやろう。

ありがとう、HAIR MONEY KIDS。

 

 

そして最後は我々。
朝9:30入り。
22バンドの転換を手伝って、全バンドのライブを見て、来てくれた友達と話をしていたら
あっという間に本番。

あーしんどい!!!!!笑

足いてぇ、、、全然やりたくねぇ、、、笑
でも、みんながここまで繋いでくれた最高の時間。
思う存分楽しもう。

   

遊びに来てくれていたto overflow evidenceごっちゃんがFrozen timeを歌ってくれた。
そういえばBrightest Tour Tokyo FINALもごっちゃんが駆けつけてくれたな。
あれからもう何回も歌ってもらっているから、もはや持ち歌のように仕上がっている(笑)
ありがとう、ごっちゃん。

Boring talkはTHRHてっちゃんにお願いしていたのだが
色んなやつがステージに上がってきてわけが分からない状態だった(笑)
後々映像で確認すると
LASTENDハヤト、SAHAAタイガ、CODE AXE末吉とショーリの4人だった(笑)
マイク足りんから(笑)
みんな最高だった。
ありがとう。

 

死ぬほど疲れたけど、みんなの事をより深く愛することができた贅沢な夜だった。
裏表のないみんなが大好きだ。

ちなみにこの日、カメラマンの “アンリナガタ” が企画した
[インスタントカメラを置いておくので自由に撮ってね]
の画像がここから見れます。

https://drive.google.com/drive/folders/1R8Jq5RriKf-bvcFeAOA_MNjJfnuNpQFk

Photo by YOU!

ありがとう、新宿。

 

2019.11.16(Sat) Osaka SUNHALL

全く眠れないまま朝を迎えた。
東京から来てくれたRatchildハタケとカレーを食べて
会場入り。

サンホールはデカい。
そもそも楽屋がいつもやってる新神楽や火影よりもデカい(笑)

チケットの売れ行きは絶不調。
うんうん、毎度のことだ。
先週くらいまでは気にしていたが、当日になるとそんなことはどうでもよくなっていた。

ワンマンってことは来てくれる人全員がwaterweedを好きで来てくれてるってこと。
何人だろうが、その場にいる人全員を目一杯愛そうと思って臨んだ。

各地から花や、差し入れを頂いた。
色んな人から連絡ももらった。
来れなかった人たちからの気持ちもしっかり受け取った。

サクッとリハを終え、俺たちメンバーとスタッフ数人には持て余す程広い楽屋で出番を待った。

オンタイムで始めようと思ったが、まだ入場できてない人がいっぱいいると言われ、少しだけ押した。

だから言っただろう。
プレイガイドでチケットを買ってくれていたらこんなことにならないのだ(笑)
そもそもオープンからスタートまで1時間取ってるんだから余裕持って来い(笑)

ステージに出ると想像以上の人が待っていてくれた。




 

ワンモア込みの31曲。
あっという間だった。
驚くほど短く感じた。

この日、俺はバンド人生において一番気持ち良く歌えた。
最初から最後まで “楽しい” しか感じなかった。
こんなことは初めてだった。
何がそうさせたのか?
ツアーファイナルだから?ワンマンだから?
分からないけれど、
今日それを感じることができて嬉しかった。

打ち上げも各地から集まってくれたみんなと朝までがっつり楽しんだ。

ありがとう、大阪。

 

 

 

 

 

 

そんなDiffuse Tour 2019が終わったと同時に
ヒロシくんがwaterweedを抜けた。

15年前、新神楽でのブッキングライブで出会い
10年前、メンバーが全員抜けたタイミングで加入してくれた。
それからのwaterweedはとにかく大忙しだった。
ひたすらライブに明け暮れた。
スタジオでは常に曲を作っていた。
今までの楽曲は一度置いておいて、今のメンバーがやりたい事を追求した。
それの集大成がCICADAだ。
ツアーもまわってひと段落して、改めて俺のやりたい事を追求したくなった。
それ以降、メンバーは俺のやりたい事をやりたいと言ってくれた。

そしてAshesが完成した。
ツアーも俺のやりたいようにやらせてもらった。
海外バンドとのツアーもたくさんやった。
そんな中、次のリリースに向けて段取りをしているタイミングで、当時のギタリストが居なくなった。
ライブに現れなかった。
その日からスリーピースで活動をせざるを得なかった。
ライブ、レコーディングを飛ばすわけにはいかなかった。
2本だったギターが1本になるのは相当厳しい道のりだった。
ただ、その時はサポートギタリストを迎える事よりも、今の3人で何が出来るかを追求したかった。
ヒロシくんはそのプレッシャーの中でも素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた。

そしてLandscapesが完成した。
スリーピースの旅が始まった。
3人でも俺達は大丈夫だと信じて、今まで以上にライブをやった。
初めて海外ツアーをしたのもこの時期だ。
近場の韓国とはいえ、初の海外だ。
その時のツアータイトルは現地プロモーターが決めたものだった。
Beyond the ocean TOURだった。

そのままの勢いでBrightestをリリースした。
俺達に出来るスリーピースの限界を目指したつもりだ。
もちろんツアーも死ぬほどやった。
LEXT, DRADNATSと台湾、インドネシアにも行った。
Lockjaw RecordsからBrightestのUK盤もリリースして、単独でUK/EU Tourも行った。

とにかくライブをやりまくった。

そしてショータローが自然な流れで加わり、
再びツインギターの4ピーススタイルとなって動き始めた。

4月にはDiffuseをリリースして、リリースショウからファイナルまで全箇所数えると57本のツアーを行った。
ショータローのお披露目だし、タフなツアーを経験してほしい思いもあり沢山組んだ。

そして先日、ツアーファイナルを終えた。

 

実はツアーが始まる直前に、ヒロシくんからバンドを辞めたいと既に打ち明けられていた。
ツアーも出来れば行きたくないと言われた。
衝撃的だった。

理由は、結婚して環境が変わることもあるけど
そもそもバンドに対するモチベーションが全く無いと言われた。

確かに、ここ数年ヒロシくんは楽曲制作においてほとんど意見をしなかった。
ギターの細かいフレーズまで全て俺が作っていた。
ツアー、ライブに対してもあまり積極的ではなかった。

俺が、彼の気持ちをずっと置き去りにしていたのだと気付いた。
申し訳ない気持ちと、自分勝手な事を言い出したヒロシくんに苛立った。

 

ただ、ツアーはもう始まる。
せっかくのリリースツアーでサポートを立ててやるわけにはいかない。
ツアーだけは最後までやりきってほしいとお願いして
ヒロシくんもそれを承諾してくれた。

“辞める事が決まっているメンバー” との長いツアーが始まった。
長く続けてきたが、初めての経験だ。

正直、地獄のようなツアーだった。
みんなに嘘をついているような気がしてならなかった。
気持ちの置き所が分からなかった。
今まで以上に「楽しい」よりも「苦しい」ほうが圧倒的に多かった。

でも、予め脱退をアナウンスするのは嫌だった。
わがままを言って申し訳ないが、そんな目でライブを見てほしいわけじゃない。
ヒロシくんは辞めたが、俺たちは辞めない。
バンドは続いていくのだ。

 

ヒロシくんの事以外にも、色々なトラブルが重なった。
俺も、こいちゃんも、ショータローも、スタッフのともこちゃんも、
限界だった。

それでも俺たちは終わらないし、終われないし、終わるわけにはいかないから、
自らのケツを叩いて、毎週末色々な場所へ行ってライブをした。

 

そして何とか無事にファイナルを迎えることができた。

各地でサポートしてくれたみんなのおかげだ。
感謝してもしきれない。

 

ツアーが終わったからと言って、止まっている場合ではない。
だからファイナルの翌週にもライブを入れた。

ただ、今回はスリーピースでやるわけにはいかないと思った。
誰よりも俺がそれを求めていなかった。

何人かにサポートをお願いした。
いつか良いギタリストがいれば正式にメンバーになってもらいたいが
焦ってはいない。

そういうのはタイミングだ。

 

なので今後どうなるかは分からない。
が、俺はwaterweedを更にカッコ良くしなければならない。
ヒロシくんがいた頃よりもだ。

「今が一番カッコ良い」を更新していきたい。

 

目指している場所はまだまだ遠い、ずっとずっと向こう側。
俺はそこまでみんなを連れて行きたい。
みんなで最高を感じたい。
信じてほしい。
俺は、俺たちはどこまでだって行ける。

険しい道のり、上等だ。
先が見えないのなんて慣れっこだ。
ここまできたらとことん行かせてもらう。

最後の最後、みんなで大笑いするために。

 

 

ヒロシ、どうせ辞めたなら思いっきり幸せになってくれ。
お前の夢の亡骸も背負って行くわ。

 

ありがとう、Diffuse Tour 2019。
ありがとう、ヒロシ。

 

 

 



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